2005年にパンティストッキング(パンスト)の国内生産量が1995年以降の10年間で67%も減少していると日本靴下工業組合連合会が発表し話題になったことがあった。素足スタイルの増加、パンツスタイルの人気、製品のクオリティが向上し、丈夫になったことが理由だが、現在も若年層のストッキング離れの傾向は続いているようだ。
都内に勤務する30
代のOLは「うちの会社はレギンスもOK、素足もOK、冬はタイツなのでナチュラルストッキングははかないです」と話す。また別の20代の女性は「ストッキングは会社でははきます。うちは私服ですが、制服だったらストッキングは必須の会社が多いはず。OL服に素足は夏以外はしないかな。プライベートでは柄タイプならたまにはきますけど」と仕事とプライベートで
FF14 rmt 使用を分けている。
会社でははかざるを得ないからはくが、普段ストッキングをはく20?30代は少ないようだ。フォーマルシーンでしかはかない人も多い。
もちろんこの状況にメーカーサイドも、ストッキング離れから脱却をはかるため、様々な企業努力を重ねてきた。代表例がタレントプロデュースのレッグ商品である。タレントの神田うのが
プロデュースしたストッキング(GUNZE)の人気は男性でもご存じの方が多いだろう。下着メーカーの福助からは2006年に押切もえ、蛯原友里コラボブランドを発表。柄ストッキングやナチュラルストッキングでもラインストーンのワンポイントを設けるなどファッション性の高いストッキングを数多くリリースしてきた。
ストッキング人気が落ち込んでい
ると言ってもメーカーが製造する商品はもちろんストッキングに限らない。レギンス、トレンカ、網タイツ、柄タイツ、厚手のタイツ、ソックス、フットカバー、着圧ソックスなど現在は非常に多岐に渡っている。とくに近年流行したレギンスやトレンカにいたっては、まだ肌寒い季節にショートパンツやミニスカートを穿きたい時に役立ったり、ミニスカートに抵抗を
感じる年代の女性にも大変ウケており、子供から中高年層まで穿けるアイテムとして、流行というよりももはや定番化している。ストッキングからこれらのアイテムへ世代交代は着々と進んでいるようだ。
また、靴が傷みにくくなるフットカバーも素足で靴を履くことに抵抗がある人を中心に人気が高く、ローパンプスなどに合わせるデザイン性が高いタイ
プもバラエティー豊富だ。
数年前と比べるとストッキングははかずともレギンスやタイツを筆頭に何かしらはくことが多く、素足人口がやや減少しているようにも感じられる。
レッグウェアは種類はもとより、デザインやカラーも豊富で選ぶ楽しみがあり、普段のコーディネートにアクセントのあるレッグウェアを合わせるだけで印象が様変わり
する。値段も500円?数千円程度とリーズナブルなものが多いため、手軽にファッションに取り入れることができるその上デザイン性も高いとなれば、不況時代のおしゃれに一役買っているかもしれない。タビオ株式会社が展開する「靴下屋」などストッキングや靴下のみを販売する専門店も増えてきているように市場自体は盛り上がりをみせていると言っていいだろう。
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